こちらの原石は、かつてのミャンマー鉱区で産出された古い時代のものです。現在の新しい産地からは、ここまで緻密で滑らかな「漿化(しょうか)」質感を持つ石はほとんど見られなくなっています。
切る前の段階でも、皮の表面から玉の中身が露出しているのが確認できますが、これはコレクションレベルの高密度な翡翠にのみ見られる特徴です。
また、はっきりとした白いむそう も見られます。この霧層があることで、中の翡翠の質がこれほどまでに澄んで清らかに保たれているのです。
川の流れのように見える部分は、この石の中でも最も質が高い部分です。
このような品質の原石は、どのような製品に加工しても高い価値があり、また同等の素材をもう一つ手に入れるのは、お金があっても非常に困難です。
石から製品に仕上げる過程で、その可能性をある意味で“固定”してしまうことにもなるため、これまで「何を作るか」を決めきれず、大切に保管してきました。
たとえば、自然をテーマにした置物を2点制作した場合でも、完成品の1点あたりの価値は30万円を超えるでしょう。
もし彫刻などを施さず、このまま原石としてコレクションされたい場合でも、十分に意味があります。
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